足と健康との関係


側弯症は、不安定な足裏を補った結果である


大人だけではなく、子どもにも多い側弯症。単に姿勢が悪いから気をつけなさい、では済まないのです。側弯症は、意識だけで治るものではないからです。
ひと口に『側弯症』と言っても、先天性側弯症、神経・筋性側弯症・神経線維腫症による側弯症、間葉系疾患による側弯症、外傷性側弯症、その他の原因による側弯症、特発性側弯症など様々な種類があります。先天性のものや外傷性のものは、原因がはっきりしていますが、それ以外の側弯症の80%~90%の原因は不明と言われています。姿勢不良や左右の脚の長短差などが挙げられることもありますが、問題は、この姿勢不良や脚の長短差がどうして起こってしまうかということです。ここを追求していかない限り、根本原因を知ることができないのです。

毎年5、6月に行われる学校の身体検査で、側弯症と診断されたほとんどの子どもに、外反母趾や指上げ足(浮き指)が見られるという事実があります。しかも左右で歩き方や足の異常の差が著しい子どもほど側弯症が顕著です。左右で異なる悪い歩き方が側弯症の最大原因だったのです。
左右の足で不安定度がそれぞれ異なると踏ん張り方や歩き方に違いが出てくるので、それに比例して骨盤に歪みも起こってしまうのです。この骨盤の歪みが、左右の足の長さの違いにもなっているのです。骨盤の歪み、下肢の長短差の根本原因も実はここにあったのです。

足はもともと左右で役割が違います。右足は”衝撃”に対処する役割があり、左足は”ねじれ”に対処しているのです。その証拠に、陸上のトラックも野球のグラウンドも左回りなのです。実は、過去に1度オリンピックで右回りのグラウンドが使われたことがあります。その時は『何か不自然だ』『走りにくい』との声が多くきかれ、記録が出ないどころか故障者が続出したそうです。
これは地球の自転に合わされたものであり、左足がねじれを吸収する役割があるからこそ、うまく走れるのです。しかし、しっかりと吸収しきれない不安定な足で歩いたり走ったりしていると、足先が必要以上に外側にねじれてしまうのです。外反母趾が左足に多いのもこのためです。

このように、特に片側に外反母趾指上げ足(浮き指)があると、その側の足先がまっすぐに地面を蹴ることができず外方向へ流れるような変則的な歩き方を無意識にしてしまいます。すると、足首の緩みや股関節の位置にも狂いが生じ、ねじれた側の前側の骨盤(前腸骨棘)が高くなります。高くなった前腸骨棘に対し、バランスを保とうとして背骨が右側に曲がってくるのです。
ホルモンの異常が原因だと言われていますが、これは全体からみたら約1割程度でしょう。側弯症で最も多いのは、左右で異なる悪い歩き方による不安定なのです。
子どもも大人も同じ理由で、最初の土台にあたる足のバランスが狂うと、その狂いに対応しようと次々に上半身への狂いが生じてきます。これはちょうど、積み木の1段目がわずかに傾いていると、その積み木の上部はカーブをつけて反対側に曲がり、重心の位置が移動してくるのと同じ原理です。人間も崩れないようにと背骨を曲げて重力とのバランスを保とうとするのです。


Kasahara

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