一般的な変形性ひざ関節症


みんなが悩んでいる
変形性膝関節症とは?


1.変形性膝関節症の症状

ひざが痛いと訴える人の大半は、怪我をしたわけでもなくただ普通に生活をしていただけなのに・・と頭をひねり、病院でも結局原因が分からずに帰ってきます。
このように、いつ痛くなったか・なぜ痛くなったか、原因がはっきりしない、負傷の瞬間を特定できないひざの痛みは、たいていの場合『変形性膝関節症』というくくりに入ります。

この『変形性膝関節症』はひざの痛みの中で最も多く、内側に痛みが出るのが特徴です。
症状の例としては、立ち上がる時や歩き始め・次の動作に移ろうとする時にズキンズキンとした痛みが起こり、また階段を降りる時にひざがガクンと落ちそうになるなど、さまざまです。
『変形性』というくらいですから、長年かけて徐々に変形してきてしまったのかな・・と思う人は多いかもしれませんが、これは、年数だけの問題ではないのです。なぜなら同じ歳の同じような体型の人で、同じような生活をしていても、ならない人も多くいるからです。
では『変形性膝関節症』とは一体何なのか、順番に見ていきましょう。


2.男性に比べて女性に多発する

この変形性膝関節症は、圧倒的に女性に多くみられます。男女の比率を私の接骨院で調べたところ、1:20くらいの割合で、女性に多く現れています。この理由は、重力との関係性が大きく影響しているのです。男女とも平等に重力の影響を受けているわけですが、女性の方がわずかに筋肉が弱く、また関節も浅く造られているため、重力の負担を多く受けてしまうのです。

女性に外反母趾や股関節の変形・骨盤の歪み・側弯症・顎関節症や、首の歪みからくる頭痛・肩こり・めまいなどの自律神経失調症状が多いのも同じ理由です。女性はもともと男性に比べて筋力が弱く、関節は浅く造られているのです。その理由は、女性にはお産という大事な役割があり、そのお産を安全にスムーズにするために、神様が最初から、そのように設計をしているのです。


3.なぜ変形性膝関節症になるのか

ひざの内側に痛みが出るこの変形性膝関節症。前項でも取り上げたように、女性に多く見られますが、女性が全員痛くなるわけでもないし、また太っていたりO脚であったりと、変形性膝関節症になりやすい要素を持っている人でも、ならない人だって大勢います。
ひざが痛む人にはもうひとつ、外反母趾指上げ足(浮き指)という足裏の異常が加わっているのです。
ひざ痛を起こす人と起こさない人の違い。それは、足裏の異常の有無にあるのです。

同じような年齢、同じような体型、同じような生活環境、同じ運動種目、同じような職種、同じような人生、なのにどうして、ひざ痛を起こす人と起こさない人がいるのでしょうか?

その答えが、足裏の『免震機能の低下』にあったのです。
免震機能とは、地震の時に発生する『縦揺れ=衝撃波』『横揺れ=ねじれ波』を吸収・無害化することを言います。
人間の土台である足裏の『免震機能』がしっかりしているかどうかで、大きく分かれているのです。


4.現代人に多い足裏の異常とは何か

足裏の免震機能が低下してしまうその原因が、『外反母趾』『指上げ足(浮き指)』などの足裏の異常にあったのです。ですから、ひざの痛みは足裏の異常と一緒に治すことが必要不可欠なのです。

外反母趾指上げ足(浮き指)は、足先の踏ん張る力が弱くなり、身体の重心がかかとへ片寄るため、歩行時に過剰な衝撃波やねじれ波という静かな破壊のエネルギー(介達外力)が繰り返し発生します。同時にこれがひざへ繰り返され限界を越えた時、痛みとなって現れていたのです。これが、原因の分からない、負傷の瞬間を特定できないひざ痛の正体だったのです。

1回の衝撃波やねじれ波はわずかであっても、1年・2年・5年・10年・・・と繰り返されると、大地震の威力に匹敵した震度7・8の破壊のエネルギー(介達外力)になってしまうのです。この破壊のエネルギー(介達外力)が、『原因のはっきりしないひざの痛み』、負傷の瞬間を特定できない『変形性膝関節症』『ひざのスポーツ障害』を起こしてしまう本当の原因だったのです。
そしてひざ痛を起こす人と起こさない人の違いは、足裏の異常となる『外反母趾』『指上げ足(浮き指)』があるかないかであり、その発生メカニズムは、足裏の異常が身体の重心をかかとへ片寄らせ、その結果、免震機能を著しく低下させてしまう、ということにあったのです。


5.現代医学の盲点

現代医学はこの男女差をホルモンの低下やカルシウムの不足・骨粗しょう症・栄養のアンバランスと説明していますが、第一の原因は重力とのバランスを一番多くコントロールしている足裏にあったのです。重力のアンバランスを用いて力学的に説明をしていかないと、矛盾が起こってしまうのです。
そして第二の原因が、肥満やO脚・X足であり、第三の原因が、女性ホルモンの低下や『ひざヘバーデン』(ひざヘバーデンのページ参照)やリウマチなどの病的要因なのです。
第一の原因である足裏の異常すなわち、外反母趾や指上げ足(浮き指)などが足裏にあると、当然運動不足にもなりますし、さらに歩行時に足先が踏ん張れず外方向へ流れ、O脚などのひざの歪みの発生原因になっているのです。
この歩き方が左右で異なると、ひざ以外にも女性は特に股関節や骨盤・背骨・首・顎などに歪みが起こり、その歪んだところへかかとからの過剰な衝撃(ヒールストライク)が繰り返され、それが日々積み重なって、原因のはっきりしない損傷を起こしてしまうのです。これがひざへ繰り返されると、『変形性膝関節症』という治りにくく防ぎ方も分からない、厄介な痛みを発生させるのです。

このように、たとえ毎日運動していても、痛くならない人はいます。
同じ女性でも、いつも元気で不調を感じない人だっています。
その差は男女間では女性の方が筋力が弱く関節も浅いという構造学的な理由であり、なる人・ならない人の差自体は、足裏に外反母趾や指上げ足(浮き指)などの異常があるかないかの差なのです。

なんでいつも不調なんだろう、なんで運動をしても悪くなる一方なんだろう。
そんな悩みを抱えている人はぜひ、今すぐ自分の足を確認してみて下さい。


このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
Kasahara

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