ひざの固定学


サラシ包帯固定を続けても
筋力は落ちない理由

サラシ療法をしても、筋力は落ちないのです。その証拠に40年間ずっとサラシ療法を続け、その中で筋力が落ちて害があった、かえって悪くなったという人には一度も出会ったことがなかったからです。そして、常に初心、治療の原点に戻り、欠点を探したり、またサラシ包帯固定をしない「現代医療」と、この「サラシ療法」とを比較調査してきました。その結果、いつも最後には、このサラシ療法を何よりも優先させなければ、ひざの痛みで苦しんでいる人を救えないという抑えようのない思いが込み上げてくるのです。

「サラシ療法をしても筋力は落ちない」というその理由を3つ説明します。

① サラシ包帯固定は、ひざを45度に曲げて巻く方法なので、運動可動域が十分残されているからです。

② サラシ包帯固定は、筋肉を幅広く圧迫したり、多少の運動制限があり、これに対して日常生活の中で対抗運動が起こるため、筋力は逆に鍛えられることになります。これは、ゴムベルトで筋肉に負荷をかけながら運動することで筋力をより強化するという加圧トレーニング効果があります。

③ サラシ包帯固定は、今まで通り普通に歩けて日常生活を送ることができます。軽減された一定の重力の負担を受け続けるため、筋力は落ちないのです。

「固定をすると筋力が落ち、害がある」という話の発端は、ギブスやシイネなどの固定具で上下2関節を全く動かないように固定し、運動可動域をゼロに制限してしまったところにあるのです。

サラシ包帯固定で、もし筋肉が多少落ちたとしても痛みがなくなり、普通に歩いていれば何もしなくて自然に回復します。
ですから、筋力が落ちることを心配するより、固定をして先に治すことが優先なのです。


このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
Kasahara

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