ひざの固定学


「変形した骨も固定で治る」
と言い切れる、その裏付け


多くの治療家が「治る」ということを患者さんに言えなくて困っています。変形した骨は、ちゃんと治ってくるのです。その条件が、負担度(破壊力)より安静度(治癒力)が上回る「サラシ包帯固定」なのです。
「変形した骨はもう治らない」という人たちは皆、この重要な固定を行っていない、固定の凄さがわかっていないのです。それはなぜかというと、変形性ひざ関節症のほとんどの原因が、重力の負担(負荷重)にあることを実感したり、突き止めていないのです。そのため、しっかりとした固定で治した経験がないため、サラシ療法に結びつかないのです。
この原理は医学的にも証明されており、「過剰仮骨の吸収と付加骨の添加」と呼ばれ、医学書や柔道整復師(接骨院)の教科書の中にもきちんと明記されています。
たとえ、90歳、100歳の老人が転倒して骨折しても、ギプスやシイネでしっかりと固定をすれば、骨は必ずついてきちんと治るのです。また、たとえ骨が少々ずれてついたとしても1~2年位で元の状態に戻ってきます。これは、ずれた骨が移動して戻るのではなく、出っ張った骨は吸収され、足りなかったところには新たな骨が補われ、結果的に元の状態に近付くのです。これが、「過剰仮骨の吸収と付加骨の添加」という原理原則であり、これを変形性ひざ関節症の治療に用いたのが「サラシ療法」なのです。
もう一つ、この原理も知らなければなりません。
●「原因がはっきりしている新鮮な損傷や骨折」と、
●「負傷の原因がない、変形性ひざ関節症とを比較した場合、細胞損傷の程度と、その損傷の深さは同じであるということです。
ですから、『原因のはっきりしない「変形性ひざ関節症」であっても、新鮮な損傷や骨折と同じように固定するか、それ以上に固定をしなければならない』という医学の原点、その哲学に基づいた治療をしなければならないのです。
現代医療の中に、慢性疾患や原因のはっきりしない亜急性損傷に対する固定の学問(固定学)が確立されていないため、固定が不足したり、甘くなっているのです。
これが、変形性ひざ関節症で悩んでいる人に対し、「歳のせい」「老化」「太っている」からなどと治せない落ち度を言い訳して、患者さんの弱みをついて、無理やり納得させているだけなのです。たとえ、老化で変形した骨であっても、サラシ療法を行えば、それなりに変形した骨は吸収され、痛みも治り、日常生活に支障のない日々が送れるという事実、その必要性に気付くべきなのです。


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医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
Kasahara

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