ひざの固定学

サラシ包帯の驚くべき効果に感激

サラシは呉服屋さんや一部薬局でも取り扱っています。インターネットでも探せ、1,000円前後位の安価で購入できます。サラシは、昔から日本の文化に深く溶け込んでいて、着物・浴衣・手ぬぐい・おしめなど様々な用途に使われてきました。 実は、医療においてもこのサラシは大変重要な役割をしてきました。おなかが冷えた時・お産の腹帯・三角巾・丁字帯・また、骨折や捻挫・ケガをした時は、必要な幅に裂いて応急処置や治療の道具として役立ってきました。 なぜ、これほど長く愛用されてきたのでしょうか。その理由は、サラシは木綿繊維で肌触りがよく、汗などの吸収力も高く、たいへん丈夫でかぶれにくく、なお且つしっかりとした固定ができる幅と長さを有しているからです。 これほど安価で便利で効果的なものはないと思います。昔は必需品で、どの家庭にも1本や2本の買い置きがあったものです。 一般的にサラシと呼ばれているものは、木綿性で横幅約31センチ~33センチ、長さ9メートルのものを指します。これを縦に、3・4・5・6・8と等分に裂いたものを基準にして、3裂包帯・4裂包帯・5裂包帯・・・と呼んでいます。このうち、ひざや腰には、三等分に裂いたサラシを包帯して使います。この3裂のサラシ包帯をしっかり巻くことができれば、ギブスやコルセットにも勝る効果があるので、私はこれを「動けるギブス包帯」と呼んでいます。 ガーゼのような弱い包帯や伸縮性のある包帯は、固定力が弱いので使いません。ひざや腰の痛みには、どんなサポーターやコルセット(装具)を使うよりも、またどんな治療法よりも、このサラシ包帯の固定力に勝るものはないのです。 湿布や薬・電気療法は、このサラシ包帯固定で自然治癒力(自己治癒力)を最大限に発揮させてこそ、その相乗効果が引き出せるのです。
ひざの痛みはサラシ一本で治る

固定をしないひざ治療は、治療ミス! >


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Kasahara

変形性ひざ関節症の痛みは98%サラシ一本で治る!

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