ひざの痛みの治し方


ひざの痛みを98%治す!
カサハラ式サラシ無重力療法

1.サラシ無重力療法の準備と巻き方手順

色々な治療法に迷うより、まず「サラシ包帯固定」を治療の出発点にするのです!ひざの痛みを治す98%の働きが、「サラシ療法」にあるのです。5日目からは誰でも効果を実感し、ひざの水は2週間で自然に消え、その他の症状も3週間で半分治ります。 「サラシ療法」とは、サラシ包帯を用いた固定法であり、通常「サラシ包帯固定」(動けるギプス包帯)とも説明しています。
1.サラシを用意しましょう
①サラシ一反(約9メートル)を使用。
②サラシの片端を、三等分になるよう折り目を入れる。
③折り曲げた二か所に、ハサミで5センチくらいの切り込みを入れる。
④ハサミで入れた切れ目から、勢いよく両手で裂く。
⑤三等分されたサラシをひざの上で転がしながら、手で巻いていく。
2.実際にサラシをひざに巻きましょう
サラシを巻く時は必ず、ひざを45度に曲げた状態で巻きましょう。これによりひざに“遊び”ができ、日常生活に支障が出にくくなります。ひざを伸ばした状態で巻くと、ひざの遊びがなくなり、苦しくなってしまいます。
①ひざの内側にガーゼや綿・ガーゼハンカチなどをあて、ひざの裏側の皮膚を保護する。
②ひざのお皿のところから巻き始める。
④ひざのお皿を中心にして、上下に少しずつずらしながら5~6周巻く。
⑤そのまま上下に巻いていくことで、ひざへの負担が軽減される。
⑤上下に幅広く巻き続けることで、サラシのずれ落ちもなく、負担も軽減できる。※大腿部(もも)は上1/2位まで巻き、下腿部(すね)は下1/3位(くるぶしの上)まで巻く。
⑥巻き終わりはサラシの先端を山型に折り、紙テープで留める。
3.巻き終わったら、伸縮性のある包帯やサポーターで、圧迫力の平均化とズレを防止させましょう。
①伸縮性のある包帯を引っ張らないように、サラシと同じ幅で同じ分量巻く。
②伸縮包帯の代わりに筒状のサポーターを使用する場合は、できるだけ締め付けの少ない、ゴムの弱いものを使用する。
③専用サポーターを使用する場合は、オープンタイプで太さを調節できるので、自分のひざの太さに合わせてしっかり留めてください。

2.自分に合ったサラシ包帯の固定量を知ろう

サラシは、巻く量(長さ)を体重に比例して決定します。体重が多い人ほど固定の量も多くなるので、次の固定の量を目安にして下さい。
巻く量が多いと思われるかも知れませんが、ひざへ繰り返される重力の負担度(破壊力)より、安静度(治癒力)が上回る固定が必要ですから、これくらいの一定量が必要なのです。 固定量の必要性を薬の例で説明すると、病原菌に感染した場合、この菌を死滅させるには一定量の薬が必要です。もし、薬が適量不足だと、再び病原菌は生き残り増殖してしまいます。 これと同じように、サラシの量が不足するといつまでも治らず、悪化させてしまいます。 「医師は薬を盛り、私たちは、サラシ包帯を盛る」ということなのです。 適量に達しているかどうか、それは、サラシ包帯が一巻き多いか少ないかで、治ったり、治らなかったりの差が出てしまうのです。 しかし、この差が分かるひざ治療の専門家は少なく、もしそれが分かるのであればそれは名医、あるいは職人技と呼べることなのです。 サラシ包帯は、ゆるいと効果は出ません。多いと思われるサラシ包帯を、勇気を出して固めにしっかりと巻き、ギブスに劣らない固定力を出して下さい。

3.『サラシ包帯固定』の重要ポイント

巻いた直後だけズキンズキンとした脈を感じるが4~5分で消える
ひざにとっては、サラシ包帯で締め付けることでそれを異常または異物と感じ、外そうとする防御反応によるものと考えています。4~5分くらい経つと自然に消え、今度は逆に安全本能や順応作用が働き、安心感や安全感に変わってきます。 最初、サラシ包帯に慣れるのに4~5分くらい必要ですが、この現象を知らないで慌てて外す人がいます。これでは台無しで、「あまりにも知らなすぎる!」としか言いようがないのです。今まで巻いた経験がないから、誰にでも起こるこの当り前な現象が分からず、危険と感じて外してしまうのです。 専門家さえも、確実に治すことができるサラシ包帯を巻いたことがないので分からないのです。それだけ根本療法をしてこなかったという証拠なのです。 40年間、子どもから老人まで数多くの人に巻き、それを日々繰り返してきました。ほとんどの人に同じ現象が起こりますが、皆4~5分で消えていきます。今までこれによって、異常が起こったという報告は一度も聞いていません。 これとは別に、ガンや糖尿病・血栓症・血圧の異常が著しい人、また特別な疾病を抱えている人は、まず専門医に相談すべきです。
5日目からは誰でも効果を実感
勇気を持ってサラシ包帯固定をすると、誰でも4~5日でその効果を実感できます。もし、実感できないなら、「巻き方がゆるい」という固定力の不足が考えられます。 もう一度、最初からひざを45度位に曲げ、できるだけ強く、そして上下に幅広く巻いて下さい。最初は、おそるおそる巻くのでどうしても弱くなってしまうことが多いのです。 「歩き始めズキンとした痛み」や「急に立ち上がる時の痛み」「出かけた後の痛み」「階段での痛み」などがこれまでと確かに違う、少し楽になってきたのが実感できると思います。 また、同時に、「サラシ包帯固定をしていた方が楽」という実感もはっきりしてくるはずです。
いつ巻くか?「昼間巻いて、夜外す」を繰り返す
サラシ包帯を初めて巻いた時や痛みがひどい場合は、最初の3日間だけは夜も巻いてください。持続的に巻くことによって、夜もひざの安静が保たれ、その効果を実感できるからです。 次のような人は、3日間続けて巻くだけでも楽になるのがはっきりと分かると思います。
●ひざが腫れていたり、水が溜まっている人
●歩く度に痛みがあり、歩くのが怖い、出かけられないという人
●夜寝ていても痛む人
変形性膝関節症などの慢性的な痛みに対するサラシ療法は、基本的に「昼間固定をして、夜は外す」を繰り返すことです。その理由は、重力の負担と戦う昼間は武器としてサラシ包帯固定をし、重力の負担と戦わない夜は武器が必要ないので外しても良いということです。 4日目からは、朝起きたらサラシ包帯を巻き、夜お風呂に入るときには外してそのまま寝て、朝起きたら再び巻くを繰り返します。 ここでもうひとつ、先に説明しておくことがあります。それはサラシ包帯を巻いた夜だけ、痛みが増す場合があるということです。激しい痛みがある人、炎症状態が長く続いている人は、それだけ細胞損傷も多いので、歩行時のサラシ包帯による圧迫、また就寝時の圧迫により一晩長くても二晩だけ痛みが増すことがありますが、心配いりません。安静度が勝ってくるので、3日目には痛みがおさまります。 また、ひざを45度位に曲げて巻いているかの点検も忘れないでください。まれにひざの曲げ加減が足らなかったため、強く巻いて痛くなる場合もあります。
ひざが痛む時は「ひざを伸ばし切らない立ち姿勢」で!
日常生活の中で、「ひざを伸ばしきらないで立つ癖」「ほんの少しひざを曲げて立つ癖」をするだけで、ひざを守る筋肉がつきます。これは足首に砂袋をつけ、足を上げ下げするリハビリ運動より簡単で効果的です。また、ひざの筋力をつけようと負荷のかかり過ぎるウォーキングや運動をするよりも、ひざの筋力を鍛える安全で効果的な方法なのです。 ひざの痛みを訴える人の多くに、ひざを伸ばしきった状態で立ったり、歩いたりしている悪い立ち姿勢が隠れているのです。 このような人は、骨に頼って立ったり、歩くということになり、それだけ多くかかとからの「過剰な衝撃波やねじれ波」と「体重」とが、ひざの関節面で激突を繰り返すことになります。ですから、サラシ包帯固定をした場合でもほんの少しだけひざを曲げ加減して立っていると、ひざの防御姿勢をとることになり、それだけ治りも早いのです。 人と立ち話をする時、電車の中、台所仕事をする時など、ほんの少しひざを曲げて腰を少し落とすイメージをするのです。スポーツをするとき、ひざを軽く曲げて腰を落とし、安定感を保ちますが、それと同じイメージが日常の立ち姿勢でもひざを守るためには必要なのです。 「骨に頼って立つのではなく、筋力に頼って立て」ということなのです。 外反母趾や浮き指、扁平足がある人は、重心がかかとへ片寄るため、ひざを反らし過ぎたり、つっかえ棒のように骨に頼ってしまうので、かかとからの突上げを分散したり、吸収無害化することができず、更に体重も加わって激突を繰り返してしまい、ひざの痛みの原因になっているのです。
ひざが痛む間は、できるだけ歩かないこと!
変形性ひざ関節症の初期状態のひとつに、しばらく歩いているうちに痛みが楽になったり、治まってくることがあります。これは歩くことによって身体やひざが温まり、一時的に痛みが和らいだだけなのです。これを錯覚して、「歩いた方が早く治る」「運動した方が良くなる」と思い込んでいるだけなのです。この誤った先入観や専門家の指示を忠実に守り、多く歩いてしまった人は、後から必ずそのツケが回ってきます。 良くなったり、痛くなったりの繰り返しをしながら、次第に変形と痛みが増して治りにくくなってしまうのです。 『痛い!』という現象は、神様が人間に与えた危険信号なのですから、そういう時期は安静にしてひざを守るということに徹しなければならないのです。 私は40年間の治療人生の中で、未だかつて、歩くことによって治りきったという人に出会ったことがありません。時々良くなったという人もいますが、それは一時的な錯覚であり、あくまでも初期状態であり、例え何もしなくても時期が来たら治ってしまうという軽い炎症状態の人たちだったのです。 むしろ、歩いたり運動して慢性化や変形が進み、何年たっても治らないという人が圧倒的に多くいます。 ですから、痛む間はサラシ包帯固定をしていても、できるだけ歩かないように心がけることです。

4.3週間で痛みが半減しなかったら

 ほとんどの場合、3週間サラシ包帯固定(無重力療法)を続ければ痛みは半減し、患者さんはやっと安心し始めるのですが、痛みが変わらなかったり、半分治っても残りの半分がなかなか消えない、途中から改善が見られなくなったなどの場合には、以下の3項目の不備があるかもしれません。ほとんどの場合、これのいずれかに当てはまるので、チェックしてみましょう。
1.巻き方が弱い
巻き方の未熟さや慣れないなどの経験不足です。 確かにサラシを巻くことは、最初はとても難しいです。自分で巻いてみようと思っても、なかなかプロに巻いてもらったようにはできません。そのため、ゆるく巻いてしまったり一部しか巻かなかったりして固定力が不足すると、効果が得られないのです。 ひざを45度くらいに曲げると、関節可動域つまり“ひざのあそび”を最初から残しておくことになるので、強く巻いてもひざを伸ばせばゆるみ、血が止まる危険性や日常生活における支障はほとんどないのです。
2.サラシ包帯の量が不足している
サラシ包帯の量(長さ)が、基準より少ないなどの包帯不足です。 サラシ包帯を短くした方が巻き易いので、基準を守らず自らの判断で少なめにしてしまうことがあります。今からでも、勇気を持ってサラシ包帯の量を増やすことが重要です。『今さら増やすのはちょっと・・・・』という考え方は禁物です。サラシ包帯固定は、サラシ1巻(1周)多いか少ないかによって、治ったり治らなかったりします。固定が不足していると感じた場合は勇気をもってサラシの量を増やしてください。
3.固定に対する理解不足
自然治癒力(自己治癒力)の重要性が理解できていないことによる、固定力の不足です。サラシ包帯固定で98%治るように人間のひざや体は造られているのですが、その自然治癒力(自己治癒力)の理解が不足しているため、わずかな苦しさですぐ外してしまったり、簡単な伸縮性のある包帯に変えてしまうなど、本書の指示を守らなかったことに原因があります。

5.良くなってきたら、サラシ包帯1/3と専用サポーターとの併用をする

 「痛みがかなり良くなってきた」と感じ、その状態が1週間以上続いたなら、サラシ包帯を1/3位の長さに減らし、その上から固定力のある専用サポーターを使用すると効果を持続することができます。良くなってきたからといって、急にサラシ包帯を全部外すのは良くありません。良い状態が安定しないとぶり返してしまいます。1/3位のサラシ包帯だと楽に巻け、より続けやすくなり、その上から固定力のある専用サポーターで固定すると、自然治癒力が発揮される条件を維持できます。 良くなってきたことを確認してからサラシ包帯と固定力ある専用サポーターとの併用に切り替えれば、気分的にも楽になり、さらに続ける意欲が増すのでおすすめです。 しかし、痛みが減らないうちはサラシによる固定量は減らしてはいけません。ある程度良くなったと確信してからの切り替えでないと逆効果であることは、繰り返しお伝えします。
楽になってきたらサラシ1/3量とサポーターとの併用がベスト! 温泉旅行などサラシを巻けない時は 固定力あるサポーターで代用しましょう。

6.ひざの痛みに、病気が関係していたり緊急性がないかを調べましょう

 ひざの痛みには病気が関係していたり、緊急を要する場合があるので、まず最初に痛みの種類を知ることが必要です。ひざの痛みは、大きく分けて次の3つが多く見受けられます。

①一般的な「変形性膝関節症」

②『ひざヘバーデン』による「変形性膝関節症」

③『関節リウマチ』による「変形性膝関節症」

この3つの痛みにサラシ療法が効果を発揮するのです。 また、稀に代謝疾患による、④「痛風によるひざの痛み」があり、緊急を要します。これは、尿酸結晶がひざに沈着したことが原因となるひざの痛みで、特徴は急激に起こる激しい痛みや夜間痛が2~3週間続き、腫れ・熱感・発赤などを伴う症状です。この他、⑤「病原菌(結核菌・リン菌・風邪の菌など)が関係する痛み ⑥関節内注射などによる「化膿性膝関節炎」など特に緊急性を要するひざの痛みがあります。

①一般的な「変形性膝関節症」

【症状】

初めは、軽い内側の痛みから始まり、痛くなったり治ったりを繰り返しながら、ゆっくり変形が進行。サラシ包帯療法が最も効果を発揮。

【原因】

外反母趾、浮き指、扁平足などにより、かかとからの過剰な衝撃がひざへ伝わり、これに体重も加わって激突を繰り返した結果、痛みと変形が発生。

②『ひざヘバーデン』が関係する「変形性ひざ関節症」

【症状】

痛みと腫れがあり、急に変形が進行。ひざが曲がらない、結果的に正座ができなくなる。リウマチと異なるが、リウマチと同じように骨がもろく、変形しやすいのが特徴。何カ月・何年と治療を続けても“固定”をしないかぎり良くならない。通常の変形性ひざ関節症と混同される誤診が多い。サラシ包帯療法が最も効果を発揮。

【原因】

不明だが自己免疫疾患の疑い。手の指先の第1関節が変形したり、腫れたりするヘバ-デン結節が関係。足の親指がひどい外反母趾になる「足ヘバーデン」を伴っている場合が多い。ヘバーデン結節は、腰や首の骨にも変形・疲労骨折を起こしやすい。

③『関節リウマチ』が関係する「変形性ひざ関節症」

【症 状】

両ひざにこわばり。安静にしていても痛む。腫れや関節水腫、熱感があり、全身に倦怠感がある。歩行痛が著しい。進行すると、人工関節が必要。サラシ包帯療法をしながら、専門医の治療を受けることが望ましい。

【原因】

自己免疫疾患による。リウマチの検査で原因を特定しやすい。

④『痛風』による「変形性ひざ関節症」

【症状】

痛風など尿酸結晶が関係するひざの激しい痛み、腫れ、発赤、熱感がある。激しい痛みが急に起こり、夜間痛が3~4日続く。長い時は2~3週間続き、そのあと急に痛みが治まるパターンが多い。繰り返すと悪化させるので、専門医の治療が必要。男性に多く見られる。

【原因】

結晶化した尿酸が関節に沈着することで、急性の炎症が起こる。

⑤『病原菌』が関係する「変形性ひざ関節症」

【症状】

結核性関節炎の場合、ひざ関節に慢性的な痛みや腫れ、熱感、水腫があり、特に夜間に痛みが増す。専門医の治療が必要。

【原因】

結核菌やリン菌、風邪の菌などが血管内に侵入し、血液に運ばれ、ひざの関節内で炎症を起こす。

⑥『関節内注射』などによる「化膿性ひざ関節炎」

【症状】

急激な強い痛みが起こり、寒気がして熱が出る。緊急性があるので早急に専門医の治療が必要。

【原因】

ひざのケガや細菌が付着した注射器により感染。主に、ブドウ球菌などの細菌が炎症を起こし、関節が化膿する。

※緊急性のあるひざの痛みの場合は、必ず専門医に相談しましょう。 そのうえで、治療法を決定していく必要があります。
 

Kasahara

変形性ひざ関節症の痛みは98%サラシ一本で治る!

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